喜びの原則

プロローグ

重要なことは、経験と努力を通して学んだ知恵と知識を次の世代にバトンしても、次の世代が先人の大いなる努力と犠牲の賜物である知識と知恵という宝物を感謝をもって受け止ることを拒みスルーしていたなら、人類はこれほどまでの劇的な成長をたった100年余りで成し遂げることはできなかったでしょう。

成功の原則

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「真の成功は試された後に得られる②」~犠牲は大いなる祝福~

当時の私はクリスチャンとなることで、人生の目的を知り、生きる希望を見出し、また私にとってあり得ないほど素晴らしい職場に出会えてまるで毎日お花畑にでもいるように「バラ色の日々」を送っていましたが、そんな時に、同じ教会員である兄から毎日顔を見るたびに「伝道に出なさい」というチャレンジを受けるようになりました。伝道に出ることはクリスチャンとして重要なことであると知っていましたが、新しい仕事は年齢が若い割に、良いサラリーをもらっていましたし、幾つかの良い待遇と職場の環境を心から愛していた私には、伝道に出るために、会社を辞めることは全く考えられませんでした。私は毎日私の顔を見るたびに聞く、兄の「伝道に出なさい」という言葉を聞くのが本当に嫌でした。それはつまり、「お前は仕事を辞めて、今ある素晴らしい幸福を諦めなさい」と言ってるように聞こえたからでした。いや、今から考えると、実際には兄の言葉が嫌なのではなく、兄の言葉が痛かったのです。それはつまり、兄がいう真理の言葉が当時この世のものに執着していた私には「辛かった」のです。しかし、当時の私は、「もし私が伝道に出るなら、神から私に与えられるであろう溢れるばかりの信じがたい大いなる祝福と幸福が準備されているとは知らなかった」のです。

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「サクセスサイクル③」~真のリーダーは仕組みをつくる~

私はある日 意を決して、自分が眠りに入る瞬間、つまり、何時、何十、何分、何十、何秒に眠りに入るのか、その瞬間を見極めるために、布団の中でうつ伏せになり、目の前に大きな置き時計を置いて時計の針を見つめながらその瞬間を待ちました。しかし、残念なことに私は眠りに入る瞬間を見届けることなく、その日朝を迎えてしまいました。私は悔しくてその後何度かチャレンジしましたが、しかし残念なことに何度トライしてもその「瞬間」を見届けることは結局出来ませんでした。~中略~この経験から学んだことがいくつかあります。それは、これは「人の成長と堕落もまったく同じ」だという事です。人はたった今まで全くの無知だった人が次の瞬間完全な知識を身に付けることはありません。人格が形成されるのもまったく同じで、たった今大悪党だった人が次の瞬間に聖人になることはないように、たった今聖人だった人が次の瞬間大悪党になることもまたないという事です。

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「サクセスサイクル①」~全ては組織されている~

銀河系が成長する形を最新のスーパーコンピューターでシミュレーションすると、その形が小さなマウスの脳の神経細胞の形と非常に酷似していることが分かったのです!!つまり、現代の最新科学で分かってきたことは、マウスも人も宇宙も同じような仕組み(パターン)、また構造体で出来ていることが分かってきたのです。

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「プロフェッショナルとは③」~努力する天才~

「後悔などあろうはずがありません」引退会見でのこの言葉は実にイチローらしいとています。この言葉はイチロー選手から出てくる言葉として予想していた言葉でした。他のイチロー選手の言葉にもありますが、イチロー選手は最善を尽くしたので後悔を残さなかったのです。ただ、一つイチロー選手の言葉として意外だった言葉があります。それは、僕は「我慢が出来ない」「我慢が苦手」という言葉でした。イチロー選手はあり得ないほど努力を積み重ね、他の選手たちが球場に入るずっと前から休場に入り、準備運動を兼ねたイチロー選手の独自のルーテインを長年変えることなく続けてきました。それは並大抵ではない努力と忍耐だと思いますが、そのイチロー選手から「我慢が出来ない」「我慢が苦手」という言葉は本当に意外でした。ただ、続く言葉を聞いたときには「なるほど!」確かにイチロー選手らしい、と思ったのですが、それは「僕、我慢できない人なんですよ。我慢が苦手で、楽なこと楽なことを重ねているという感じなんですね。自分ができること、やりたいことを重ねているので、我慢の感覚がないんです。」「やりたいことを重ねているので、我慢の感覚がない」ここにもイチロー選手らしい、また物事を極めたプロの究極の考え方があると感じています。

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管理人

入江 尚宏 (Naohiro Irie)

大阪府出身。15歳で高校を中退し、一人で知り合いもいない神奈川県の自動車メーカーに就職。その後様々な職種を経験したが、兄の強い勧めで出会った今やビジネス書のバイブルとなった「7つの習慣」をきっかけに「成功」また「幸福」について深く考えるようになり、独自に「成功の原則」を研究・実践することで成功を修めた。さらにビジネス上の成功だけではない、「人生における幸福」を追求するようになる。これまで複数の外資系の健康食品のメーカーでセールスマネージャーとして実践し成功した数々の事例を、原則を用いながら紹介していく。

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