「サクセスサイクル②」~エコシステム(生態系)~
皆様お元気ですか! さて、前回は「サクセスサイクル①」~全ては組織されている~をお送りしました。...
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続きを読む銀河系が成長する形を最新のスーパーコンピューターでシミュレーションすると、その形が小さなマウスの脳の神経細胞の形と非常に酷似していることが分かったのです!!つまり、現代の最新科学で分かってきたことは、マウスも人も宇宙も同じような仕組み(パターン)、また構造体で出来ていることが分かってきたのです。
「後悔などあろうはずがありません」引退会見でのこの言葉は実にイチローらしいとています。この言葉はイチロー選手から出てくる言葉として予想していた言葉でした。他のイチロー選手の言葉にもありますが、イチロー選手は最善を尽くしたので後悔を残さなかったのです。ただ、一つイチロー選手の言葉として意外だった言葉があります。それは、僕は「我慢が出来ない」「我慢が苦手」という言葉でした。イチロー選手はあり得ないほど努力を積み重ね、他の選手たちが球場に入るずっと前から休場に入り、準備運動を兼ねたイチロー選手の独自のルーテインを長年変えることなく続けてきました。それは並大抵ではない努力と忍耐だと思いますが、そのイチロー選手から「我慢が出来ない」「我慢が苦手」という言葉は本当に意外でした。ただ、続く言葉を聞いたときには「なるほど!」確かにイチロー選手らしい、と思ったのですが、それは「僕、我慢できない人なんですよ。我慢が苦手で、楽なこと楽なことを重ねているという感じなんですね。自分ができること、やりたいことを重ねているので、我慢の感覚がないんです。」「やりたいことを重ねているので、我慢の感覚がない」ここにもイチロー選手らしい、また物事を極めたプロの究極の考え方があると感じています。
強いチームは自分達が負けるなど、これっぽっちも信じていません。自分たちが「負けるイメージが湧かない」、言い換えれば「負けることを想像することが出来ない」のです。しかし万が一、負けても(スポーツははっきりと勝敗が決まる競技です)それでも彼らは負けを簡単には認めません。負けを信じていないので認められないのです。それは試合終了のホイッスルが鳴っても、まだ自分達の負けを信じられないほどです。それは自分達が勝利にふさわしい技量を備え、そしてそれにふさわしい「努力」を行っているという確固とした「自信」と、これまでの「成功体験」があるからです。それに比べ、優勝に縁遠いチームは自分達の負けを簡単に認め信じます。試合が終了していない試合の途中でさえ、既に勝利を諦めています。成功者とそうでない人との決定的な違いは「信じる力」(諦めない力)にかかっています。
入江 尚宏 (Naohiro Irie)
大阪府出身。15歳で高校を中退し、一人で知り合いもいない神奈川県の自動車メーカーに就職。その後様々な職種を経験したが、兄の強い勧めで出会った今やビジネス書のバイブルとなった「7つの習慣」をきっかけに「成功」また「幸福」について深く考えるようになり、独自に「成功の原則」を研究・実践することで成功を修めた。さらにビジネス上の成功だけではない、「人生における幸福」を追求するようになる。これまで複数の外資系の健康食品のメーカーでセールスマネージャーとして実践し成功した数々の事例を、原則を用いながら紹介していく。