皆様、お元気ですか?
北海道は今年は雪が少ないと思っていましたが、ここ1週間結構積もり寒さも厳しくなりました。
今日から数日間北海道は猛吹雪に見舞われれ既に本日千歳空港は行き先により多くが運休しています。
また先ほど13:29分頃に北海道根室で震度3の地震もありましたが、皆様が大雪やその他による被害に遭うことがありませんように、また特に石川の能登半島を中心に寒波から守られ、また速やかに復興が進みますよう心からお祈りいたします。
ビジョン具現化には幾つかの要素が必要
さて、今回は皆様が一番知りたい本題、つまり「ビジョン(夢)を具現化させる必須要素」についてフォーカスを当てていきたいと思います。前々回「目標を定める①」では目標を設定することの重要性と前回「目標を定める②~逆算して考える~」 では目標をより具体的にするために逆算して考える重要性をお伝えしました。
しかし、皆様の中には「私は逆算して事物など考えたこともないし、難しい目標設定や計画などしたことがない、でもビジョンが実現しているではないか!」という方がいるかもしれません。
もしこれまでお伝えした「目標を設定する」「逆算して考える(計画する)」そして今から解説するビジョンが実現するその他の必須要素であるそれらのプロセスを通らずにビジョンが実現した、という方がいらっしゃったら、ぜひ、その事例を私に紹介していただきたいと思います。
恐らくその方は、自分でも知らず知らずの内にイメージが物質化するためのプロセスを踏んでいたことに気付いていないだけです。
実は皆様のビジョンが具現化するためには目標を掲げ、また目標から遡って逆算してもそれだけでは皆様のビジョンは実現しません。ビジョン実現のために必要な必須要素の一つを集めただけにすぎないのです。皆様が創造したビジョンが実現するためには最低でも5つの要素が必要です。
そしてもっと壮大なビジョン、つまり一人だけでは叶えないようなより大きなビジョンになると5つだけでも不十分です。その場合更にもう一つの要素が必要になってきます。(※壮大でより大きなビジョンを具現化するための必要な第6の要素は次回更に詳しく説明したいと思います!)
今回の「ビジョンが具現化する必須要素①」では日々意識していようがいまいが日常皆様が頭に描いたビジョンを実現している身近な具現化にフォーカスして解説してまいります。
皆様がこの記事を読み終わる頃には「目標をはじめ計画すること、またその他の要素も必要だった」という感想をお持ちいただけると信じています。
ぜひ皆様の人生が大きく変わる転換点になるかもしれませんので最後までお付き合いください!
では早速ビジョン実現のために必要な5つの要素ついて皆様が分かりやすく皆様が理解できるよう身近な例を紹介しながら説明していきましょう!
全ての事物は偶然に現象化しない
さて、多くの人は何気なく食べるその日の晩御飯でさえも、事物を具現化させるために必要な幾つかの必須要素であるプロセスを通ってビジョンを実現させているとは誰も考えていないでしょう。
しかし、晩御飯がテーブルに出てくる(具現化する)プロセスを一つ一つ思い返してみるなら、前回お伝えした家が建つのと全く同じプロセスによって晩御飯がテーブルの上に具現化していることに気付くはずです。
皆様は今晩の晩御飯ですら実際には事物が具現化するために必要ないくつかの要素が合わさることで晩御飯が具現化しているのです。皆様が魔法使いでない限り頭に晩御飯を思い浮かんだ瞬間目の前にイメージした晩御飯が具現化させることはありません。
カレーを食べる5つの要素
例えを紹介しながらもう少し具体的に説明しましょう。
皆様は恐らくカレーライスは好きでしょう!日本人の食の三種の神器「ラーメン」「とんかつ」「カレーライス」が嫌いな人などいるわけがありません!!そのような人は日本人と認めません!!冗談です(^^♪
すみません、戻しましょう。
皆様はある日カレーライスを食べたいと考えました。(カレーが嫌いな方は皆様の好きな料理で想像してください(^^♪)
実際には皆様は頭の中にひらめいた「カレーライスを食べたい!」と思うだけで目の前にカレーライスが現れることはありません。皆様の「カレーライスを食べたい」というビジョンと願望を叶えるために普段皆様は何をしているか検証してみましょう。
皆様はカレーを食べたいと考えたら最初にどのようなことを考えますか?
❖1つ目の要素
- カレーを食べたい!(願望)
全ての始まりはここから始まります!純粋にカレーを食べたいという望みから事物が具現化する出発点となります。この願望、別の言い方でいうと「望み」が無ければ何も始まらないし、何も生じることはないのです。全てのスタートは「願望」から始まります。1つ目の要素は「願望」です。
❖2つ目の要素
- どんなカレーを食べるか?(ビジョン)
最初カレーを食べたいと考えた時には漠然としているかもしれませんが、カレーを具現化する工程では漠然としていてはカレーは食べれません。皆様はどのようなカレー、つまり、インド式のカレーなのか?スープカレーなのか?シーフードカレーなのか?それとも一般的なビーフカレーなのか?ビジョンを明瞭にする必要があります。それでなくては具体的な食材を買いそろえることが出来ません。カレーのタイプによって準備する材料は変わって来るからです。
ただ、実はこれだけでも不十分です。いくら明瞭で分かりやすい具体的なカレーをイメージしてもそれだけでは皆様の目の前にカレーは具現化されません。更にカレーが皆様の前で具現化するために必要な要素があります。皆様は具体的に食べたいカレーをイメージ出来たら次に何を考えますか?これが無くてはカレーは食べれません。
❖3つ目の要素
- いつ食べるか?(ゴール)
そうです。次にカレーが具現化されるために必要な必須要素は「目標を定める」ことです。明確な期日を定めることで、準備の開始し始める時間が逆算して見えてくるのです。今から1年後カレーを食べたいとする人がたった今カレーの材料を買いに行くことはないでしょう。そのようなことをすれば食材を腐らせることになるからです。
また今から1時間後にカレーを食べたいと考える人が車で50分かかるスーパーに食材を買いに行くことはないでしょう(入江は結構田舎に住んでる?)。そのようなことをすればほぼ間違いなく1時間後にカレーは具現化されず食べれないでしょう。具体的な食べたいカレーを決めたなら次に必要な要素は「いつ食べるか?」つまり具体的な「目標」が必要となります。
しかし、明確なビジョンをもち、具体的な目標を設定しても、それでもまだカレーを具現化させることは出来ません。ビジョンを具現化させるにはまだ足らない要素が2つあります。では、その他に何が必要なのでしょうか?
❖4つ目の要素
- どのようにして(何人で、誰と、どこで)食べるか?(計画)
・具体的な目標を設定するだけではだめです。次に必要な要素はどのようにしてカレーを食べるかつまり具体的な計画が必要となります。カレーはどこで食べるのか?自宅で食べるのか?山にキャンプしながら食べるのか?また、誰と食べるのか?一人で食べるのか?または複数で食べるか?という具体性がなければどれくらい材料を買い込むかなど準備が出来ません。4つ目の要素は具体的な「計画」です。
願望、ビジョン、目標、計画が揃いましたが、実はまだこれでも皆様は実際にはカレーを具現化して食べることが出来ません。事物が具現化するためにはもう一つ重要な要素あります。
それでは必要な最後の必須要素は何でしょうか?
もう分かりますよね?そうです。
❖5つ目の要素
- 行動(アクション)
行動こそがイメージを具現化させる重要な最後のパーツ!
そうです。食べたい日時を設定したらその日から逆算してカレーの材料を買い出しに行き、またカレーをレシピ(設計図)を元に調理するのです。どんなに素晴らしいビジョンをもっていようが、明瞭で誤解のしようのない目標を立てようが、どんなに明瞭で緻密な計画を建てようが、実際に行動しなければそれらは絵に描いた餅で具現化することはありません。
どうしてでしょう?それは、神は万物の創造の時にビジョンが具現化する手段としてそのようには万物を造らなかったからです。
ビジョンが具現化しない理由は?
毎晩のご飯を作るのに皆様はこれらをいちいち意識していないかもしれませんが、本能的にビジョンが実現するプロセスを通って日々時々刻々事物を実現させているのです。
ビジョン(イメージ)と目標(計画)がなければ私たちは逆算して何も動けません。またこれだけでも事物は具現化しません。皆様がもし「自分は頑張っているのに、ビジョンが実現しない、、」と考えている方は、皆様のイメージが具現化する5つのプロセスの中で何かが足りていません。
「私は、特に5つのプロセスなど考えたこともないし、何もやっていないけど大成功しているではないか!?」という人もいるかもしれません。
そのような人にお伝えしたいと思います。
私は、何もせずに大成功していると考える人は、
「皆様の知らないところで、既に述べた5つの具現化するプロセスを踏んで行動された人が必ずいます。その方の努力と5つの具現化するプロセスを通して既にビジョンを達成した方がいるおかげで、皆様はその恩恵を受けている」のです。
食べたい(願望)ものをイメージ(ビジョン)しても、食べる日(目標)が決まっても、一緒に食べる人が決まり何をすべきか具体的(計画)にすべきことを理解しても、「行動」がなければ、ビジョンは実現しません。そして、通常は「行動」は体を使った面倒くさい地味な仕事で労力が伴うので、殆どの場合、行動を疎かにする人が多いです。
天地創造のプロセス
私の大好きな言葉に「神はサイコロをお振りにならない」と言う言葉があります。
これは宗教家が言った言葉でも聖書の言葉でもありません。
これはノーベル物理学賞を受賞した天才物理学者アインシュタインの言葉です。
この言葉の真意は全ては「確率」が支配し、途方もないような確率から全てが生じたという考えが根本にある量子力学に警鐘を鳴らす意味でこの言葉を放ったとされています。
天才物理学者のアインシュタインはこの世に偶然はなく、意図された法則があり、必ずそれらは数式で解き明かせる。ということを提唱し生涯を通じてそれを信じ続けていました。
皆様は世界で一番売れている書物は何か知っていますか?それは聖書です。その聖書の中の一番最初の冒頭部分旧約聖書1章1節からは創造の神が人が住まう地を創造する場面から始まります。神は神の時間で6日間で私たちの住まう世界を創造し7日後に働きを終えて休まれました。
聖書の内容は秩序のない混沌とした世界から光を創造し、水と地を分け、大地を生み出し、その大地に木々や花々を創造し、ありとあらゆる生き物を創造して地に置き、その生き物と大地を管理する人を神の似姿に似せて創造する場面から始まります。
この聖句を読むと、万物が創造されていく、場面とプロセスが分かります。そしてその場面を読むときに、万物の創造が偶然ではなく、意図した目的をもって創造されたことを知ることが出来ます。
「創造」は2つの「つくる」から出来ている
皆様知っていますか?日本語の「創造」という言葉は2つの漢字からなっているということを。そして「創造」という言葉は2つの「つくる」という文字からできているという事を。
「創る」
つまり最初の「創る」は霊的な青写真つまり、ビジョンです。
「造る」
そしてもう一つの「造る」はビジョンを具現化した物質化した世界を現しているのです。
二つの「つくる」が重なり合って出来た言葉「創造」つまり具現化する前の「ビジョン」(創る)から始まり、ビジョンが具現化するために必要な然るべき要素が合わさったときにはじめてこの世の全てのものが具現化(造る)するのです。
1日目~6日目までの創造を全て紹介すると長くなりますので、旧約聖書第1章1節の創造の1日目~13節3日目までの万物の創造の場面を紹介します。
一日目
「1:1はじめに神は天と地とを創造された。 1:2地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。1:3神は「光あれ」と言われた。すると光があった。 1:4神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。 1:5神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。
二日目
1:6神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。 1:7そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。 1:8神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である。
三日目
1:9神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。 1:10神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。
1:11神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。 1:12地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。 1:13夕となり、また朝となった。第三日である。」
皆様この万物の創造の中で私たちが住む世界が出来るまでに明瞭な工程(順序)があり、またそこに意図(想い)があることが分かりますか?神は一瞬にしてすべてを具現化されたわけではなく、順序だって然るべき手順に従い世界を創造されたのです。
最初の1章3節の中で「神は「光あれ」と言われた。すると光があった。」と書かれています。つまり、「言った」ということはそこには間違いなく意図、つまりご意思があったことを知ることが出来ます。
また次の4節では 「神はその光を見て、良しとされた。」と書かれていますので、神の意図に従い計画通り順調に仕事が進まれたことが分かります。
またそれぞれの仕事(創造)の後第一日、第二日、第三日(万物の創造6日間あります。そして第7日目に作業を終えて休まれたとあります)とあるので、そこには明確な期日(目標)が定められていたことが分かります。
この世を支配する原理原則を知る!
そうです。私たちが住まう世界、神が創造された世界では神が定めた律法と原則に従い地を支配する法則に則って創造され、また管理運営されているのです。そして、その地に住まう私たち人類もまったく同じようにこの法則の支配の下に生きる限り、同じ法則に従ってのみ何かを創造し生み出すことが出来るのです。
そんな世界で住まう私たちはこれらの法則を理解しようがしまいが必ずこの原理原則に則って常に行動し、日々何かを創造しています。そしてこの原理原則を知り、この原理原則に則って、また活用することによってのみ私たちは様々な幸福と成功を創造することが出来るのです。それでなくては私たちは何も創造することが出来ません。
さあ、皆様今回は前回に続き「目標」に関して、そして「逆算して考える」重要性について解説してきました。事物が具現化するために必要な要素「願望」「ビジョン」「目標」「計画」「行動」5つ紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ただ冒頭の方でお伝えしたように、実際は既に述べた5つの要素「願望」「ビジョン」「目標」「計画」「行動」だけではまだ皆様がカレーを食べれるかどうか私は信用していません。厳密にいうとこれだけでもまだ不十分です。(すみません、これだけ引っ張ってきたのに全てをひっくり返すようで💦)
皆様が完全にミッションコンプリートしてカレーライスを皆様が食べるまでにはもう一つの重要な要素である「理由」つまりカレーを食べたいという動機が必要となります。そして多くの場合その「理由」がそれら壮大なビジョン実現を具現化する原動力となりますが、それを今から分かりやすく説明していきましょう。
と言いたいこところですが、続きは、次回「ビジョン具現化の必須要素② 」~第6の要素~ で分かりやすくビジョンが実現するための6つ目の必須要素「理由」について説明したいと思います。
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