皆様お元気ですか?
北海道は春爛漫とても清々しく素敵な季節となっています!!
皆様もどこに住んでいても皆様のいる環境を愛し、今その瞬間を楽しんでくださいませ( ^)o(^ )
真の成功は仕組みを構築すること
さて、前回前々回とサクセスサイクル(成功の仕組み)についてお送りしてきました。
第一回目は「サクセスサイクル①」~全ては組織されている~、そして二回目は「サクセスサイクル②」~エコシステム(生態系)~をお送りしましたが、
サクセスサイクルシリーズ最後の今回は「サクセスサイクル③」~真のリーダーは仕組みをつくる~、をお送りします!!
今回は、私の過去の経験をシェアしながら、如何にサクセスサイクル(成功の仕組み)を構築することが重要であるかを説明させていただきたいと思います。
このメッセージが皆様の人生における成功のちょっとしたヒントになることを願っています!!
ぜひ楽しみながらご覧ください!!
また、皆様のコメントをお待ちしております(*^-^*)
人は気付かぬうちに眠りに入る
私は子供時代色々空想し物思いに耽る子供でした。
色々なものに興味を示し、すぐ周りの人に「これは何?」「なんでこうなっているの?」など質問攻めにして困らせることがありました。
恐らく、周りの人々からは、「また尚ちゃんのなぜなぜ坊やぶりが始まった」と嫌がられていたと思います。
そんな私は以前子供の頃に(小学校2~3年生くらい)ふと「自分はいつ寝むりについているのだろう?」と考えたことがありました。
「いつ寝むりについているのか?」とは、「何時くらいに寝ている」、というような曖昧なものではなく、何時、何十、何分、何十、何秒、つまり「眠りに入る瞬間はいつ?」なのか、ということを疑問に思ったのです。
それは、朝起きるといつも気が付いたら知らないうちに眠りについていたので、何にでも興味があり、何でも知りたい私は、自分が眠りにつく瞬間がいつなのか、ということを知りたかったのです。
そこで、私はある日 意を決して、自分が眠りに入る瞬間、つまり、何時、何十、何分、何十、何秒に眠りに入るのか、その瞬間を見極めるために、布団の中でうつ伏せになり、目の前に大きな置き時計を置いて時計の針を見つめながらその瞬間を待ちました。
しかし、残念なことに私は眠りに入る瞬間を見届けることなく、その日朝を迎えてしまいました。
私は悔しくてその後何度かチャレンジしましたが、しかし残念なことに何度トライしてもその「瞬間」を見届けることは結局出来ませんでした。
いつもいいところまではいくのです。
おおよそ何時何十分くらいに寝たのではないか、というところまでは覚えているのですが、何分、何十、何秒、つまり眠りに入る瞬間を見届けることは出来ませんでした。
人格は日々の小さな選択を通して形成される
この経験から学んだことがいくつかあります。
それは、これは「人の成長と堕落もまったく同じ」だという事です。
人はたった今まで全くの無知だった人が次の瞬間完全な知識を身に付けることはありません。
人格が形成されるのもまったく同じで、たった今大悪党だった人が次の瞬間に聖人になることはないように、たった今聖人だった人が次の瞬間大悪党になることもまたないという事です。
悪人は生まれながら悪人ではなく、悪人になるための仕組み、そのような者になるための構造があり、然るべくして悪人になっています。
恐らく悪人になる最初の始まりは小さな「嘘」から始まったかもしれません。
その次に「無関心」、「うのぼれ」、「傲慢」、「強欲」などという負のステップを踏んだのではないかと考えます。
またそれらには、その人の生まれ育った環境も大きな影響を与えるでしょう。
ただ、だからと言って、全ての人が劣悪な環境にいたからと言って大悪党になるわけではありません。
どんな劣悪な環境下育った人でも立派な人は沢山います。
そう考えると、悪人になるのを環境だけに責任転嫁することは出来ません。
厳しいように思うかもしれませんが、やはり悪人になる人は結果的に自ら進んで悪人になるための道を歩んでいるのです。
また、義人もしかり、悪人が「嘘」「無関心」「うぬぼれ」「傲慢」「強欲」「叱責」「断罪」という仕組みによって大悪党になるように、義人もまた、「正直」「共感」「謙遜」「謝罪」「寛容」「感謝」「赦し」などの小さな徳の積み重ねにより、やがて人と神に信頼される義人となることが出来るのです。
そして、人はどんな劣悪な環境下で生まれ育っても必ずしも悪人になるようなことはないのと同じように、生まれ育った環境がどんなに素晴らしい環境であっても、全ての人が義人になるという事もなく、どんなに素晴らしい教育、倫理、両親、環境に恵まれても残念ながら悪人になる人もいるのです。(私は性善説ではなく、性純粋説を信じています。性純粋説は勝手に私が名付けた説ですが、人は生まれる前から良くも悪くも純粋な存在だという事です)
つまり、悪党が普段気にも留めないような小さなステップ(些細な行動や言動)の反復によって大悪党になるように、また義人も小さなステップ、それこそ目を覚まして常に気を付けていなければ分からないような何気ない日々の些細な善行の積み重ねによってやがて義人へと到達するのです。
良くも悪くも偶然はないのです。
永続的な成功を司るサクセスサイクル
私は今だけ(一瞬の)の成功にはあまり関心がありません。
しかし、今から後も継続的に成果を出し続けることに関しては並々ならぬ関心を持っています。
ここからは以前会社務めをしていた時の私の経験を分かち合いたいと思います。
以前私はある会社で働いているときにある地域のマネージャーを任されました。
当時会社は日本全国を6つの地域に区分けし、それぞれの地域に6つの支店が設けられていましたが、当時どの地域も会社から課せられた年間売り上げ目標を何年も達成できずにいました。
外資の会社でしたが、私がマネージャーを任された時には、既に日本法人設立から10年以上が経ち、活気に満ちた黎明期を過ぎ、安定期から衰退期に入る、そのようなタイミングでした。
そのようなタイミングでマネージャーに就任した時、私はその地域に課せられた目標を3年後に達成できるよう、そのための「仕組み作りに着手しよう」と決意しました。
そのために私はシンプルに「最優先タスク」、「後回しタスク」、そして「今後無くしていくタスク」と仕事に関わるタスクを3つの優先順位に定め、まずはじめに「今後無くしていくタスク」つまり、現時点でのオーバーワーク、つまり現時点の地域に与えられたリソース(人的資源、予算を含めた物質的資源)を超えてしまっている、またはトゥ―マッチと考える仕事の無駄を徹底的に無くしていきしました。
そして、「今後無くしていくタスク」を削除したことで確保された予算、人材、時間などを含めたリソースを「最優先タスク」にシンプルに回したのです。
そして、第3の視点(前回の記事で説明)から見て3年後、またそれ以降も売り上げを永続的に得られると考えたタスクにフォーカスし、それ以外のものは「最優先タスク」から「後回しタスク」または「今後無くしていくタスク」の方に整理していったのです。
1年目私が任された地域も他の地域同様に売り上げは低迷し、売り上げが上がる兆しが見えない状況でしたが、3年目に成果を上げていけるよう、1年目は徹底的に「無くすタスク」を取り除き、「最優先タスク」にフォーカスしながらすべきことを粛々とこなしていきました。
つまり、1年目と2年目はやがて実る甘く香しい成功の果実を得るための土台作りに着手したのです。
私がその地域のマネージャーに就任して1年、2年が過ぎ3年目を迎えて1月が終わり、2月も終わろうとする時、東京本社の当時の上司から一つのメールが届ききました。
上司から送られてきメールの意図は分かっていました。
それは、その年私が管理する地域の1月、2月の月間売り上げがが極端に下がっていたからでした。
毎朝地域のマネージャーに送られるデイリー、ウイークリー、マンスリーの売上報告上でも私がマネージャーに就任した3年目の1月と2月の売り上げは前年比に比べ極端に落ちていることが数字とグラフ上で明らかだったからです。
しかし、私はそのことに対して全く意に介していませんでした。
それは、私にとって2年をかけて維持拡大する仕組みを作り上げつつあり、その過程で一時的に数字が下がることは想定済みで(優先順位の低いものを捨てることで起こる一時的な数字上の変化)、しかもその数字が示す理由と意図を把握していたからです。
そして、最優先事項を優先し行うことで得られる希望の種が担当地域の中で芽吹き始めている兆候を知っており、その年(3年目)には待望の、そして、数年間どこの地域も達成できずにいた念願の年間の地域目標を達成できることを知っていたので大船に乗った気持ちで毎日楽しく働いていたからです。
そのようなときに、直属の上司からメールが送られてきたのです。
そして、驚いたことに、そのメールのCC宛先には、関連する部署のディレクター陣、副社長、そして社長までもが私宛のCCに入っていました。
今でもその内容をはっきり覚えています。メールの内容は以下のようなものでした。
「1月と2月の売り上げが極端に低迷しています。どうしてこのように売り上げが下がっているのですか?その原因と理由、改善すべき事柄をレポートしてください」
端的に言うとこのような内容のメールだったっと思います。
私は正直いうとこのメールを見た時に「カチン」ときました。
私が「カチン」ときたのは、経営陣達にCCでこのようなメッセージを見せた理由が、「純粋な売り上げ低迷への危惧」というよりも、この「低迷の責任は自身には関係ない」ことを経営陣に示し、責任逃れをするため、また、自分の権威を私に見せつけ、他のディレクターに誇示しようとしているということがメールの端々から見て取れたからです。
そこで、私はCCに宛先のある経営陣をつけたまま、上司に以下のようなメールを送りました。
「どうぞ、心配しないで見ていてください、物事は首尾よく進んでおり、この調子でいくと、間違いなく今年は念願の目標を達成するので安心してください。それよりも、今の近視眼的一時の数字だけを見て必要以上に危惧しないでいただきたいです。」
皆様この私のメールを見てこう思うかもしれません。
「入江は愚かにも、短気を起こして、大見栄を張ったなあ。。」
確かに、正直言うと若気の至りで短気を起こしたかもしれません。。(今思うと、もうちょっと賢い対応が出来たかもしれません。。)
しかし、見栄を張ったつもりは全くありませんでした。
なぜなら、その年、私は本当に年間目標を達成出来ることを様々な兆しを見て知っていたからです。
それからどうなったかというと、その年は1月、2月、3月と立て続けに低迷しましたが、4月ごろから数字は持ち上がり始め、その年の6月は日本支社内で月間目標を何年振りかに達成し、また7月以降12月に至るまで月間目標を達成し続けただけでなく、1月~4月の売り上げ未達成分を補ってあまりある売り上げを達成し、当時日本支社ではもう何年も年間目標を達成した地域がなかったその時に、私が担当した地域は念願の年間売り上げ目標を軽々達成したのです!(もちろん、これは一人で成し遂げたわけでなく、当時の素晴らしい仲間(スタッフ)たちと一緒に成し遂げた偉業でした!)
では、どうして私はその年最も売り上げが低迷している時、数字だけを見ると、これまでの事例から考えても、とてもその年年間売り上げ目標を達成できるとは思えない、そのような時にそのような「大見えを張った」とも思われるようなメールを上司に送り返すことが出来たのでしょうか?
それは、私は一時的な売り上げを目標にしておらず、売り上げを継続して上げるための仕組み造りを2年間掛けて取り組んできており、その成果が少しずつ、そして確実に目に見えてきていたので、その年の中旬以降には必ず売り上げが大幅に増加し、年末には年間の目標を達成することを知っていたので、副社長や社長がCCに入ったメールに送り返せたのです。
その後、私の担当地域は目標達成したその年を皮切りに4年連続で年間目標を達成しました。
そして、私の知る限りその4年連続年間目標の社内記録は今なお破られていないはずです。
ではどうしてそのような結果を迎えられたのでしょうか?
それは、近視眼的な目の前の成功ではなく、今後も永続的に成長し続ける仕組み、つまり構造を意識しその構造を作ることにフォーカスし励んできたからでした。
真のリーダーは仕組みをつくる
私は一回限りの成功にはあまり興味がありません。
そうではなく、私は常に自分がいてもいなくても成長し続ける仕組み(構造)を構築することに対して並々ならぬ情熱と関心を持っています。
多くのリーダーは自分がいる間だけ成功することを望んでいますが、自分がいなくなったあとどうなろうともあまり関心を持ちません。
しかし、
「あるリーダーが居る間はある程度成功したが、そのリーダーが居なくなった途端に売り上げが止まってしまった」
では話になりません。
一時的な成果だけを切り取り持ち去ったリーダーは恐らくこのように言うでしょう。
「次のリーダーの手腕に問題がある」
しかし、私はこの原因の大部分は主に前任の去ったリーダーの方にあると考えています。
なぜなら、それまでの成果は仕組みから生み出されたものではなく、目の前のキャンペーンや大胆な施策、またはそのリーダーが持つ特別なカリスマによって、たまたまそれが功を奏し、一時的に成果を上げていただけだからです。
何か大胆に施策(キャンペーンやリストラ)を行った時に一時的に数字上業績を上げたように見えることはあっても、それらは構造的に成果を上げた訳ではないので、そのままであれば(本質的な問題を解決しないと)、また同じように、場合によっては大胆な施策の反動によって、以前より大きな損害を被る可能性があります。
そして、それらを理解しているリーダーはその反動が目に見える形で現れる前に一時的な成果だけを持ち逃げして去ってしまいます。
このような人は本当のリーダーではなく紛い者であり、厳しい言い方をすればそのような人は盗人です。
成功をビジネスに例えてお伝えしましたが、これは、地域社会でも家庭でも同じです。
真の成功は「そのリーダーがいなくなった後、その組織がどのように成長していくのか、」で量ることが出来ると私は考えています。
つまり、「○○さんがいなくなればダメだ」では、その成功はたった一人の力に依存することで成り立っていただけですので一時的なバブルと同じです。
真の成功を勝ち得るためには、一時的なキャンペーンや大胆な施策ばかりに目を向けるのではなく、組織に所属する人材を育成することに目を向けるとともに、また、所属する人々の才能を活用できる環境を整え、彼らの才能と努力が組織の発展に影響を与えられるよう(または与えていると人々が感じる)仕組みを構築することで相乗効果を得て驚くほどの成果を上げるような仕組みを作り上げなければなりません。
畑と森の作り方の違い
以前の投稿「真のリーダー③」~畑を作る人・森を作る人~でも紹介しましたが、再度新しい解釈を交えながら、森と畑の作り方の違いを例として説明したいと思います。
なぜなら畑と森を作る喩えの対比が永続する成功を得る方法にはどうすればいのか?そして、真のリーダーシップとは何か?を説明するのにとても分かりやすいと思うからです。
https://joy-principle.com/true-leader-3-how-to-create-fields-and-forests/
皆様は全く手つかずの広大な大地を手にしました。
そして、そのような土地を手に入れた皆様はそれぞれの土地に畑と森を作ると考えてください。
その際に、畑と森を作る際にいったいどのような作り方に違いがあるでしょうか?
私はプロの農夫でもなく、実際に森を作るような大きなプロジェクトに関わったことはないので、あくまでも私個人の推論となりますことをご承知おきください。
畑の作り方1年目
- 土地を耕す。
- 種を撒く
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
森の作り方1年目
- 土地を耕す。
- 種を撒く
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
実は畑を作るのも森を作るのも最初の工程では基本的にあまり差はありません。
では二年目の畑つくりと森つくりはどうでしょうか?
畑の作り方2年目
- 土地を耕す。
- 種を撒く
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
森の作り方2年目
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
2年目の畑作りは1年目とまったく変わりませんが、森つくりは1年目とは変わりましたね。
何が変わったのでしょうか?
そうです。既に1年目に土地を耕し、また種を撒いたので、2年目ではその工程が無くなりました。
では3年目はどうでしょうか?
畑の作り方3年目
- 土地を耕す。
- 種を撒く
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
森の作り方3年目
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
3年目の畑は2年目同様全く工程が変わっていませんが、森つくりの方は更に変化がありました。
2年目の工程の①の定期的に肥料を与えると②の定期的に水を与える、という項目が更に減少しました。
苗木も3年目に入り、根も大地に根付き始めたので、それまでのようには肥料も水も与えなくてもよくなってきたのです。
では4年目はどうなっているでしょうか?
畑の作り方4年目
- 土地を耕す。
- 種を撒く
- 定期的に肥料を与える
- 定期的に水を与える
- 雑草を抜く
- 害虫害獣から守る
森の作り方4年目
- 害虫害獣から守る
4年目も畑は変わりませんが、森の4年目では少しずつ苗が成長し、雑草よりもその背丈は伸びるようになってきたことで、それまでのように雑草を抜くこともなくなってきました。
森の作り方5年目以降
見守る
5年目の森は若い苗木だった木も背丈も伸び、深く大地に根差すようになり、害虫や害獣に負けないくらいの生命力を身に付けたことで、これから先はそれぞれの木が持つ命を信頼し、任せ、彼らに森の行く末を託していくのです。
《畑からの収穫》
では畑からはどのような収穫を得ることが出来るでしょうか?
- 管理者が意図した作物だけ
《畑のメリットとデメリット》
❖メリット
・意図した作物を収穫できる
・努力した分の成果が還元される
❖デメリット
・限界がある
・畑は、誰かが必ず管理コントロールし続なければならない
・また畑から収穫できる作物と収穫量はその人の技量と資金と土地の力とその畑に関わる人数に依存する。
・人が畑に関与しなくなった瞬間畑からは何も収穫が出来なくなる
《森からの収穫》
森から受ける恩恵は?
- 森の様々な山菜や果物、キノコ類
- 森の中にすむ鳥や動物(キジ、猪、鹿、兎)
- 森の生態系によって出来た湖や池、 川から獲れる、川魚や、エビ、カニ、貝など
- 人が生活するための材料となる「木材」
- その他にも、美しい花々や、蝶や昆虫、
- 人生に彩りを与えてくれる意図しない様々な 「恩恵」
《森のメリットとデメリット》
❖メリット
生態系ができ始めると人が関与せずとも森自身が持つ生命力で自力で成長していく
生態系が拡大するとその速度と威力は絶大なエネルギーを持って森は成長を続ける
生態系の拡大と共に様々な命と生命力が絡み合い、様々な生命の命を繋ぎ恩恵を与える
❖デメリット
生態系が築き始めるためには多くの時間と労力を要する
成長を我慢できず人の想いと力で森の成長に関与し過ぎると生態系を壊し、森の成長を阻害する
生態系が崩れ出すと信じられない速さで森は死んでしまう
森の生態系が出来るまでには長年も場合によっては何十年も時間がかかるが、生態系が失われ始めると瞬く間に森が崩壊する危険性がある。(以前投稿「真のリーダー③」~畑を作る人・森を作る人~でアメリカでオオカミを駆逐したことでアメリカの森林が破壊され砂漠化した話を紹介しました)
https://joy-principle.com/true-leader-3-how-to-create-fields-and-forests/
画像:https://karapaia.com/archives/52292804.html
しかし、森の生命力とポテンシャルを信じ、森が持つ力を信じて森自身に成長を任せて見守り続けるなら「森」は更に拡大しながら我々に信じられないような恩恵を与え続けてくれます。
仕組み(生態系)が構築された森からの収穫には限界がありません。
そして、森に生態系が出来始めると森が更に成長し拡大するために、森に対する人の関与を少しずつ減らして行く必要があります。
そしてどんどん生態系がさらに堅固に構築され始めると、人の仕事は森を制御・コントロールすることではなく、森自身が持っている生命力に委ね任せ見守ることになってくるのです。
それが森が更に成長し拡大する方法なのです。
しかし、実際にはサクセスサイクルを構築するのは簡単ではありません。
私はこれまで仕事でも私が所属するボランティアの組織でもずっと「成功の秘訣はサクセスサイクルを構築すること」だということを伝え、そうなるように努力し続けてきました。
それは簡単なことではないですが、その重要性を説き続け、実行してきたのです。
どうしてでしょうか?
それは、完全なサクセスサイクルを構築出来なくても、サクセスサイクル(成功の仕組み)を常に意識して行動するなら、人の行動と思考に変化が起こり、それにより仕事の質が変わり、組織において良い成果を継続的に得られるようになることを知っているからです。
サクセスサイクルを構築するのは、森をつくるのにとても似ています。
美しい、生命力に満ちた「森」を「心の目」で見るための目を養いましょう。
そして皆様自身の森を育て、養い、そして見守りましょう。
健全で維持拡大する シンプルな生態系を構築しましょう。
全ての事物には秩序(仕組み)とリズムがあり、同時に美しい。
サクセスサイクルは皆様を違う次元の幸福へと誘う自然界の仕組みです。
今日皆様にサクセスサイクルをお伝え出来て幸せです。
そして同時にとてもホッとしています。
皆様がこの人生で実り豊かな旅路を送ることができるよう心から願っています。
さて、今回の投稿はいかがでしたか?ぜひ皆様の感想を下記コメント欄にお寄せください!
次回の投稿をお楽しみに!
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