皆様お元気ですか?
2月15日(木)日本は冬真っ盛り、と言いたいところですが、実は緯度の関係からか北海道は2月に入ると少しずつ寒さが和らぎ春の兆しをはっきり感じるようになります。春はもうすぐです。特に石川県能登地方で被災に遭われ未だに避難所にいらっしゃる皆様においては早く春がやってくるように心から祈ります。
さて、本題に入りたいと思います。
本日は本日から数回に分けて「成功者」を「リーダー」と定義し、またその上で「真のリーダー」とはいかなる人物なのか、ということについて記事をお送りしたいと思います。
リーダーの資質と幸福
もし、大小問わず、すべての成功者がリーダーが持つ思考、行動になんらかの共通点をもっており、また趣味趣向や性格にまで何らかの共通点があるなら、それは間違いなく皆様が幸福になるための一つの指針として参考になることは間違いありません。皆様は「リーダーになんかなりたくない、」と考えるかもしれませんが、しかし、「幸福になりたくない、」と考える人はいないでしょう。
そうです。リーダーになりたくなくても、またリーダーに興味が無くても、世界で幸せな生活を実現している人たちはリーダーと共通する幾つかの資質を持っています。今日は皆様ご自身を吟味しながらリーダーが持つ共通点が幾つあるかを数えながら記事を読み進めていただきたいと思います。
どんなジャンルにおいても「成功者には共通点がある」これは私の譲れない持論ですが、私の知る限りこれまで接してきた人、また誰もが知る世の成功者たちの講演を聴いたり、著書を読んだりするときに必ず幾つかの共通点を見つけることが出来ます。
彼らは成功を語る時に知ってか知らずか同じ原則を語り、また同じような体験、経験を語ります。原理や原則などは様々な本や媒体を通して知り、学ぶことが出来るかもしれませんが、同じような経験や体験をしていることは非常に興味深いです。
では多くの成功者が経験する共通の体験とはどんなものなのでしょうか?
また成功者に見る共通点とはなんでしょうか?
成功者に見る共通点とは?
成功者が経験する共通体験
- 仕事上または人間関係での大きなトラブル
- 裏切り
- 挫折(外的な要因、内的な要因含む)
- 救いの手がもたらされる(奇跡的な方法により助けがもたらされる)
これらの共通点は人が成功していく過程で陥りやすい成功者の内的な問題、例えば成功を経験していくことで生じる「高慢」や「うぬぼれ」などによって自ら負のサイクルに陥りやすくなることで必然的にこのような困難を被ってしまうと推測出来ますが、それでも、成功者は大きな成功を手にする前には必ずと言ってもいいほどの大きな困難(因果応報による困難)または試練(誠実な人にだけ訪れる試し)を経験しています。(いつかこの世に訪れる困難についても記事を投稿したいと思います!)
そして、そのような困難を経験する成功者には、同時に何らかの奇跡的な方法がもたらされ、またそれらの奇跡的な経験を通してビジネスを超越した覚醒を経験しています。そしてそれはとても興味深いです。
それらの成功者が経験する困難はそれが外的な要因であっても内的な要因であっても、大きな成功を掴むためには必ず通らなければならないフィルターのようにさえ感じます。また別の言い方でいうと天から大いなる祝福を得るのにふさわしいかどうかを試されているようにも思えます。そして、それは天からの「幸福には責任が伴う」という物言わぬ人類へのメッセージのようです。
そして、そのような大きな成功を掴んだ成功者を見ていると、また他にも同じような共通点を見出すことが出来ます。
成功者の共通点
- 人が好き(人に関心がある)
- 驚くほどフレンドリー
- シャイ(フレンドリーとシャイは矛盾するようですが成功者の多くは2つの側面を持つ人が多いです)
- 謙遜
- 偉ぶらない
- 純粋
- 面白い
- 好奇心旺盛
- 行動力がある
- 聴き上手
- 意外と地味(シンプルを好む)
- 飽くなき向上心
- 主体的
- 楽観的
勿論この共通点は「何をもってその人を成功者と呼ぶのか?」という成功者の定義にもよりますので、単に成功が「多くのお金を集めた人」または「世の権力を掌握した人」と定義した場合は上記の共通点は当てはまりません。
ただ、私が独断と偏見で定義する「成功者」を
「一時的でなく、長期的な視点から見て確実に右肩上がりの成長(成功)を続けていること」
また成功者本人が
「人生を満喫しており、生まれて来たこと自体を喜び感謝し、人生を通して経験する全ての体験を感謝して受け止める」
と定義した場合においては私が挙げた共通点は大きな意味を持つと考えています。
あるリーダーの言葉
ずっと以前私の取引先のビジネスパートナーで私が長年携わった業界で多大な成功を成し遂げたリーダーがいましたが、あるイベントでそのリーダーが言った言葉がとても印象に残っています。
それは「自分は何て小っちゃいんだろう」という言葉でした。
この言葉は彼が大いなることを成し遂げた後だっただけにとても意外でした。そして、その言葉がうわべの言葉ではなく、純粋な本心から発した誠実な心の声だと感じたのでとても印象的だったのです。
私はその時に心に感じた思いは「自分を小っちゃいと心から感じるこの人は、もっと大きな成功を掴むだろう」という想いでした。
私は「自分をちっちゃいと感じる」ことが出来る人は、まだまだ成長するスペースがあると信じています。
「人は本心から謙遜になり、へりくだる時にこそ、成長する」ことが出来ます。
反対に「自分は完全」だと、「自負」し「満足」した「瞬間からその人の成長は止まり」奈落の底へと落ち始めます。
人が成長する機会
では人はどのようにして成功する機会に恵まれるのでしょうか?
また成功者が持つ共通点をどのようにしたら身に付けられるのでしょうか?
成功者と多くの時間を共有する
人が成長する一つの機会として、人は偉大な成功を成し遂げている人と接し、またそのような人と長い時間を共にする時に成長することが出来ます。成功者の行動、言動、思考を目の当たりにし刺激を受けることで思考に化学反応を起こすきっかけとなるのです。(※但しその場合、成功者から真剣にへりくだった「学ばせていただこう」という謙虚な気持ちが無くてはなりません)
ではそのような機会がない人はどうすればいいのでしょうか?
1つは「そのような機会がない、」と嘆くのではなく、そのような機会を積極的にとるようにアクションを起こすことです。ちなみに成功者は「そのような機会がない」とは考えず、「どうしたらそのような機会を得られるだろうか」ということを真剣に考えます。
ただそうは言っても、やはりそのような機会に恵まれない人もいるかもしれません。しかし、そのように人と出会う機会がなく、なかなかそのような人と共に時間を共にできなくても成長する機会は幾らでもあります。
様々な媒体を活用する
世には成功者の経験、体験を本にした出版物は多くあります。また今では気軽にユーチューブなどで世界中の成功者が自身の考え、また成功経験を惜しげもなく教えてくれていますので、そのような成功者の本を読んだり、講演会に参加したり、ユーチューブなどで成功者の話を聞く時に、感情移入によって成功者の経験を疑似体験することが出来ます。
そしてその人の言葉、経験を一つの物差しとして自分と比較し、自分の足りない部分、弱い部分を客観的に見ることで成長することが出来ます。
しかし、もし周りにそのような機会がない場合(そんなことはないはずですが)、人は成長する機会をなかなか見いだせないかもしれません。比較対象がないので自分が成長しているか、成長とは何なのか?という道標、また雛形がないからです。(※本来は親が子供に学校の勉強以外のもっと大切な「学び」を人生の先輩、人生においての様々な経験者として子供が興味を持てるような方法で教える責任があります)
飛躍的に成長する方法
また、上記にあげた2つの方法以外にもとても飛躍的に成長する機会があります。
それは何だと思いますか?
それは効果的に成長する機会として困難を経験することです。
人は自身では望んでいないような困難を自らの選択の結果(自業自得)によるか、またはそれ如何に関わらず経験する人は、へりくだり、自らを見つめ直し、考え、悔い改め、謙遜になり、もう一度自らの意志で学び始めようとすることで劇的に成長することがあります。(人は強制によってはなかなか成長できません。人が効果的に成長するのは自らの意志で進んで学ぼうとする時です)
ぜひ皆様の人生を少し振り返ってみてください。
皆様がご自身で成長したと思う経験には同時に辛かったかもしれませんが、まるで寄り添う一人の寡黙で厳しい教師のように寄り添っていたはずです。だからと言ってまた同じような辛い経験はしたくないはずですが、それでも、そのような経験が皆様を精錬し、強め、高めたことは間違いありません。
私は成功者とは苦労から逃げ出さず、あえて自らそれを率先して背中に背負うことを厭わない人だと考えています。
成功し続ける人、成功しない人、成功してもすぐに止まる人
しかし、周りがどんな環境であっても成長を続ける人もいます。
そのような人はどんな人でしょうか?
また成長が止まる人にはどのような共通点があるのでしょうか?
また成長しない人にはどんな共通点があるのでしょうか?
上記に既に説明したものを含め更に深堀りして考えてみたいと思います!
《成長し続ける人》
- 自分の成長に対し決して満足しない。(成功者は自分が成長することに対し、飽くなき情熱を持っている)
- 彼らの成功は、お金や、名誉や、権力や物ではない。(真の成功は自分が成長することと信じ、自身の成長に大きな喜びを感じている)
- 好奇心旺盛で、人が好き、またどんな人からも常に学ぼうとする謙虚さがある。(真の成功者は道端に落ちている小さな石ころからも学ぼうとする)
- 成功を心から望み、実現することを疑いなく信じている。(見えないものを信じている)
- フットワークが軽く行動力がある。(実行力)
- 主体性があり、周りから悪い影響を受けない。(ネガティブ影な響は受けないが、ポジティブな影響は進んで受けようとする。また自分以外の「人」の価値と可能性を信じているので、他からも学ぼうとする謙虚さを持っている)
- 言い訳をしない(周りに責任転嫁をしない)。
- 楽観的で失敗を恐れない。(失敗は成功のステップだと考えている)
- 自分ではなく、他人の成長と成功に誰よりも喜びを見出す人。
(まだまだあると思いますが、一部だけ例に出しました)
では、成長しない人はどんな人でしょうか?
《成長しない人》
- 受動的な人
- 好奇心がない人
- 人が嫌い(他人に関心がない)
- 信じない人
- 何かを恐れ行動を起こせない人
- ネガティブな人
- 希望がない人
- 怠惰な人
- 疑う人
- 人の話を聞かない人
- 他人の成功を羨む人
- 極端な個人主義
私自身このリストを上げるのは結構辛く勇気がいることでした。それは残念ながらこのリストの中には私が克服しなければならない項目が幾つかあるからです。皆様に限ってはそうでないことを願っています。
では、成長が止まる人はどんな人でしょうか?幾つかあると思います。
《成長が止まる人》
- 少し成功すると「すぐ満足」してしまう。
- 少しの成功によって「高慢」になる。
- 成功したことで「過信」(自分が一番!)する。
- 「人の話を聞かなく」なる。
その中でも一番成長しなくなる理由の一つは、③と④番でしょう。つまり、成功したことで過信してしまい、「相手の気持ちを理解しようとしなくなる(聞かなくなる)」ことで、他者への共感が出来なくなり、神が創造した英知である人が持つ無限のパワー(才能)を活用出来なくなってしまうのです。
感情移入(他者への共感)とは、相手の身になって考え、感じる、つまり、物事を自分からの視点だけで見るのでなく、相手の視点から見た世界を客観的に見れる能力のことをいいます。
人の成長と原理原則
多くの人は少しばかり成功を得たと思うや否や相手の気持ちが分からなくなる人が多くいますが、これは人が持つ悲しい性なのかもしれません。このような人は感情移入できなくなることで、致命的な結果を自身に招いてしまうでしょう。他者の才能とパワーを軽んじ、たった一つの力(個の力)にたよるために相乗効果(大いなる奇跡)が起こらないからです。
そのような高慢で身勝手な行為は自然の法則に反しています。
自然界は完全な相互依存関係で創造されています。
相互依存関係というと難しく聞こえるかもしれませんが、別の言葉で言うと、それは「共存」または「自然の生態系」と言う事が出来ます。
それは互いが互いを大切に想い、互いが互いの才能と存在を認め、価値あるものとして尊重する事です。
自然の生態系はそれぞれ単体では成り立ちません、人も本来自然の生態系の一部なので人も幸福になろうとする時、成功したい時には同じ原理原則が当てはまるのです。
自然界では別々の生命のそれぞれがそれぞれに依存しながら命が続き成長し拡大するサイクルで構成されています。
しかし、周りを考えず、自己の利益だけを考えていると、自然界では生きていけません。
それは、周りに多大な悪影響を及ぼす行為、つまり自然の法則に逆行する考えだからです。
そのような行為を自然界は決して見逃しにはいたしません。
必ず、後に自分が蒔いた種(影響)の収穫(結果)を良くも悪くも自ら刈り取ることになります。
我々は望むと望まざるとに関わらず神が定めた自然の法則が支配する中で生きています。
私達が自然界の中で周りを考えず、あまりにも身勝手な自己主張をし続け、それによって周りにまで害が及ぶようになると、天が定めた原理原則、また自然の法則はそれを決してなおざりにはされないでしょう。
神が定めた天の法則を活用する
みなさま、神が定めた自然の法則、また原理原則と対峙することは賢い選択ではありません。
それはあたかも天(空)に向かって唾を吐きかけるようなものです。
そのようなことをすると、間違いなくそれは自分の身に降りかかってきます。
みなさま、自然の法則を理解、尊重し、それを上手く活用して感謝しながら一緒に歩んでいただきたいと思います。
みなさまが自然の法則、原則に従っている時は、皆様は自然と調和し、心に平安と喜びが満ちています。
また心に沸き起こるそのような気持ち、それがみなさまが正しい道を歩んでいるかどうかを示す道標となります。
ぜひ、心のささやきに耳を傾け、正しい道を歩んでいただきたいと思います。
自分の努力で成功したと感じること自体が悪いことだとはいいませんが、あまりにも自分の力を誇大に誇りすぎることで、他者の才能と存在を軽んじたり、見下したりし始めることは良い事ではありません。
そして何よりもどんな大成功でもたった一人の力と努力だけで成功するという事はその人はあまりにもこの世の理と原理原則を理解していないということを公に公言しているようなものです。
全ての発見、成功、成長、進化には必ず目に見えない形で多くの人々の助け、また天の助けが作用しているからです。
多くのみなさまの前で、「自分はちっちゃい」と言える人は謙遜な人です。
私も心の底からそのように言えるような人になりたいと思います。
みなさまも、決して自分の成長、成功に満足することなく、飽くなき成長の頂を目指していただきたいと思います!
みなさま、自然の法則から学び、そこから知恵をお借りいたしましょう!
一人の力だけでなく、成功の源である、自然の力を活用いたしましょう!
みなさま、謙遜になって「自然と調和」いたしましょう!
さて、
皆様の今回の投稿「真のリーダー①」~リーダーとは~ はいかがだったでしょうか?皆様のリーダー像に対しての考察の役に立ったでしょうか?また、皆様がリーダーを目指す目指さないかに関係なく、世の全ての幸福な人々は、皆様の人生においてリーダーです。言い方を変えれば皆様はリーダーという称号に関わらず、世の大成功者が行う多くの共通点を持っているという事をお伝えしたいと思います。
ぜひ、
今日学んだことによって皆様の人生の発展と幸福に何らかの形で寄与出来れば幸いです。ぜひ、皆様が今日心に感じたこと、共感できることがあればぜひそれを皆様の日々の人生で活用していただきたいと思います!
次回も今回の続きです。「真のリーダー②」~カリスマリーダーと真のリーダー~ について、またそれぞれの違いについて更に突っ込んだ内容をお送りしたいと思います!!
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